ファミリーヒストリー記録社とは

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人物に迫る物語を伝える

父や母はどんな人生を歩んできたのだろう、

祖父母・曽祖父母はどんな人でどこでどんな暮らしをしていたのだろう、それ以前のご先祖はどこから来たのだろう‥‥そんな疑問・興味を抱いたことはありませんか?

実家にしまい込んだご先祖の資料があるのだけど、自分がいなくなったら廃棄されてしまうかもしれない、若い時に聞いた「武士だった」「大庄屋だった」は本当なのか知りたい、でも教えてくれた親戚はみな鬼籍に入ってしまった、そんな危機感を抱いている方も多数いらっしゃいます。

ファミリーヒストリー記録社は、誰しもが抱くそんな思いにこたえるために、聞き取りと調査を主体とした事業を2013年に開始いたしました。
戸籍謄本を江戸時代末期までさかのぼり、家族の言い伝えと墓碑墓誌、過去帳などの情報をもとに、あらゆる公的機関や入手可能な文献にあたり、現地では古老や郷土史家、同姓の方への取材、寺社の寄進物などくまなく調査していきます。時には戸籍謄本の廃棄や焼失のために明治時代のご先祖すらわからないことや、大切な資料が紛失していたり、火災や空襲の被害で消滅してしまったりと、調査は壁にぶつかることも多々あります。しかし、あきらめずに複数の調査スタッフによる角度の異なるアプローチと豊富な経験、所蔵する写真資料の小さな襟章などから一気に解明することもあります。ひとつひとつ丁寧に解明していくしかありません。

多くの方にお手紙やお電話、直接の取材でお話をお聞きしました。様々な反応がありましたが、それでもご先祖のことが知りたいというご依頼者の真摯な気持ちをお伝えすると、親身になってご協力くだる方々がいます。本当に感謝しかありません。図書館・公文書館・郷土資料館などの担当者の方々からもたくさんの知恵と情報をいただきました。そうして集めた調査結果と、お話いただいた半生の記録とを組み合わせてファミリーヒストリーができあがります。
その物語は、他の誰でもないお客様のご家族・ご一族だけの物語です。一つとして同じものはありません。
この物語を紡いだ時に、一族・家族に流れる、何か普遍的なもの、共通する思いが導かれていることに気づきます。それは過去の話ではなく、現代に生きる私たちの生き方をも動かすそんな力を持った物語なのです。

戸籍謄本を読む、家系図を作る、ルーツ調査、ファミリーヒストリー調査、軍歴解説/調査、どのサービスをとっても、人物に迫り、どんな思いで暮らし、その時代を生き抜いてきたのかをわかるように丁寧に掘り下げ、お伝えしています。

過去10年間の「お客さまの声」には、「ここまで詳しくわかるなんて」「ご先祖の苦労がよくわかった」「自分ではできない手法で調べてもらった」といった調査や取材に対する驚きの声と、「生きている間に取り組めた」「残せるものができてほっとした」「話してすっきりした」「亡くなったご先祖もきっと喜んでいる」等々のご感想が寄せられています。

開業から10年がたち、300件以上ものご依頼にこたえてまいりました。
創業時の想いはこれからも変わらず、スタッフ一同、聞き取りや文献調査を通して一つだけの物語を紡ぎ、伝えたいと思っています。今後も「ご先祖はどんな人だったのか」を軸に、調べ伝え続ける会社として、さらに10年20年と皆様の物語を繋いでいきます。

ファミリーヒストリー記録社 代表
ライフプロファイラー  吉田 富美子