名字の由来

ルーツを探る上で、その人の名字の由来を知ることは、大事なキーポイントになります。最近読んだ本で、とてもわかりやすく読みやすかったものをご紹介します。

「分布とルーツがわかる名字の地図」森岡浩著 日本実業出版社

この本では、日本の名字ベスト30について、その由来を詳しく書いています。私、店長の名字吉田は全国第11位ですが、想像通り「良い田」であったり、植物の葦(アシ)が悪しに通じることから「ヨシ」と言い換えることでヨシの生えている田、ということから生まれたらしいです。吉田姓は全国にある名字ですが、比率としては岩手と福島に多く、中でも福島県石川郡、田村郡、双葉郡にかけて吉田さんが多いらしいですよ。

小林さんは長野に圧倒的に多いとか、渡辺さんは摂津の国(大阪府)の一か所から発生しているとか、友人知人の顔を思い浮かべながら楽しみました。また、東日本と西日本を分ける名字の境目はどこか、あるいは今話題の歌舞伎界「梨園」の系譜などについても書かれており、名字全般の情報が詰まった楽しめる一冊になっています。

家紋についてもいろいろと調べているのですが、これも本当に素晴らしい意匠だと、いつも感じています。自他を識別するマークとしての役割はもちろんですが、そのデザインの豊富なこと。平安時代に牛車につけた装飾が始まりだったと言われていますが、誰がどうやってこんなにたくさんの素敵なデザインを生み出したのか、想像するだけでも楽しいですね。

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・A5サイズ ハードカバー

・24頁

・インタビュー1回とメールFAXなどでの聞き取り

・インタビューから約6週間で納品

・簡易年譜

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・写真と思い出の文章(お聞き取りした内容)

(尚、オプション、ご家族からのメッセージ、データCDは今回のサービスには含まれておりません)

【ご利用条件】

・ファミリーヒストリーのフェイスブックページに「いいね!」していただいた方

・納品後、ホームページ「お客様の声」の中でご感想をお聞かせいただける方

フェイスブックページはコチラ⇒https://www.facebook.com/familyhistoryrecord

ホームページはコチラ⇒http://familyhistory.secret.jp/

お問合せはこちら⇒http://familyhistory.secret.jp/contact.html

本開業まであと1週間

3/2にプレオープンした弊社ファミリーヒストリー記録社ホームページですが、大変多くの方にご覧いただいています。見ていただいた方から、たくさんの温かいご意見を頂戴し、心強く感じ、ご期待に沿えるよう頑張っていきたいと決意を新たにしているところです。

当初公開から、より見やすいページへと何ヶ所かの修正もしています。Facebookpageの使い方やブログの扱い方など、全く知らないところから開始していますので、不具合な点が多々あろうかと思います。これからも皆さんの忌憚のないご意見を、どうぞよろしくお願いします。

さて、外では桜が満開、公園、河原、街角のいろんなところで春の訪れを楽しむ声が聞こえます。そしてあと1週間で4月。当初の告知通り、オープンキャンペーンの準備をしていますので乞うご期待。

そういえば、お花見っていつからの習慣なんだっけ?? とつい歴史をひもといてみたくなりました。ざっくり、奈良・平安の頃には梅の歌が多く詠まれていたけれど、桜の歌が逆転。貴族が風流に桜の下で舞や楽しみながら歌を詠んでいたんですね~。その後武家の世を経て(中略...)庶民に普及したそうです。農事としても、田んぼの準備をする前の時期に、豊作祈願のために行ったというお話もありました。花が白っぽいと豊作??

ネパールの山の中に、原種と言われるヒマラヤ桜が植生しているそうですが、寒い場所の上、寒い時期に開花するので、とてもお花見などとい

短いですが、今年の桜の季節を楽しみましょう。

ルーツに返る

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ルーツに返る 2011年7月、被災地の復興に少しでもお役にたとうと、岩手県盛岡市にて同窓会を開催しました。大震災があってから、まだ4ヶ月しか経過していない夏、友人の車で沿岸部をまわってもらいました。夏なのに白い霧に覆われて内陸部より気温がぐっと低く「これがやませって言うんだよ」と友人に言われ、一時期暮らしていたのに沿岸部には全く足を延ばしていなかった私には初めてのやませでした。

釜石、大槌、山田と、車を飛ばしてもらいましたが、車から降りることができずに高台にある山田町の道の駅でようやく休憩をとりました。その時の写真ですが、とても自慢できるものではありませんね(苦笑)。

ファミリーヒストリー記録社を立ち上げようと考えた時に、まずは自分の親と家族についてまとめてみようと思いました。やはり家族ですら喜ばないものを作っても誰にもご購入いただけませんから。

そして古い戸籍を調べていたところ、この山田町がルーツになっていたということを知ったのです。そもそも岩手県とは縁もゆかりもないと思っていた自分が、単に宮澤賢治の行っていた学校...というミーハーな理由で岩手県に行くことになり、こうして大震災を機に山田町を訪れることになったという符合に、何かとても不思議な感じに襲われました。

やはり被災地にお金を落としていこうということで、宮古まで北上し、ぎりぎり津波を回避できた市場で地元の魚などを見て、お昼ご飯を食べました。その時にテレビ東京のWBS撮影クルーがいて、翌日帰宅後テレビを見ていて、画面の遠くに自分の姿を見つけたのは、まぁちょっとした笑い話くらいにはなりましたが...。

東京大空襲

明日は3月10日、10万人以上の死者を出したと言われている東京大空襲のあった日です。その時に戦争孤児になった子供たちは、今は70代80代となっています。その時の記憶を風化させないために、記録に残したり、今の子供たちに話して聞かせたりするイベントがあり、毎年この時期に放送されています。

その放送の中で取材に答えてくれた方たちは、ごく一部のようです。戦争孤児になって生きるためにした様々なことを、思い出したくないという理由で、語れない方が大勢いらっしゃるようです。また家族にも話せないということでした。

それは自然なことですね。二度と繰り返してはいけないという思いをこめて勇気を出して語ってくれた方には、敬意を表したいですが、それ以上に言葉に出せない辛い記憶というものもあるんですよね。

辛い記憶を掘り返さなくてもいいです。せめて懐かしい、あったかい思い出だけでもお子さん、お孫さんに語れるといいですね~。そんなことを放送を見ながら思いました。

ファミリーヒストリー記録社のホームページを公開いたしました。

3月2日、本日よりファミリーヒストリー記録社のホームページを公開いたしました。

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◆◆ ホームページはこちら⇒http://familyhistory.secret.jp ◆◆

古希、喜寿、傘寿、米寿、金婚式などの記念日には人生最高の贈り物「ファミリーヒストリー」はいかがですか?お客様の忘れられない思い出や大切な記憶をファミリーヒストリー記録社が丁寧な聞き取りで一冊の書籍に綴ります。「ファミリーヒストリーってなに?」というお客様はこちらへ⇒http://familyhistory.secret.jp

☆★4月1日~ オープン特典実施予定!

★☆4月1日以降にファミリーヒストリー記録社へのご依頼のお客様には★特典★を予定しております。詳細については、後ほど公開させていただきます。まずはご連絡まで!もちろんプレオープン中の、ご依頼も随時承っております。ホームページのお問い合わせメールやファックスより、お問い合わせお待ちしております。

【ファミリーヒストリー記録社】 ライフプロファイラー 吉田 富美子

◆サービス:個人史、家族史(ファミリーヒストリー)の制作サービス ◆TEL&FAX:03-5809-4660

◆MAIL:info@familyhistory.secret.jp

◆ホームページ:http://familyhistory.secret.jp

◆店長ブログ:http://ytencho.familyhistory.secret.jp

◆フェイスブックページ:https://www.facebook.com/familyhistoryrecord  

ファミリーヒストリーの作成にご協力いただいたお客様の声

私の知っている思い出話をしただけですが、こんな立派な冊子になるとは思いませんでした。私と出会う前のお父さんのお話や祖父の話などを聞いていると、「なるほど」と、どこかでふに落ちたような感覚になりました。そして、お父さんのこれまでの決断や選択に感謝の気持ちでいっぱいになりました。依頼してくれた娘たちにも感謝です。やっぱり家族っていいなと思いました。

 

父の古希のプレゼントに特別な贈り物をと考えていたところ、「ファミリーヒストリー記録社」さんにたどり着きました。「ファミリーヒストリー」が仕上がって父が喜んでくれたことがとても嬉しかったです。それどころか私自身知らなかったことや、驚くようなこともたくさん知ることができて、今自分がやっていることや感じていることを以前より意味深く感じるようになりました。あらゆる困難を乗り越えてきた先祖たちと同じ血が、私にも流れているのだと思うと、これから先のことにも不思議と自信が持てる気がしました。ファミリーヒストリーを作成していただいて本当に良かったと思いました。今度は、夫の父にもプレゼントしてあげようと思います。

 

お話を聞きに来て下さった方も、取材というような形式ばった形ではなく、友人と雑談でもしているような雰囲気で楽しい時間を過ごさせてもらいました。実際に出来上がった冊子を手にとって1ページ、また1ページと捲っていく度、タイムスリップというと大袈裟かも知れませんが、その当時の思いや情景が思い出されて、不思議な気持ちになり胸がいっぱいになりました。子供たちからのプレゼントとして受け取りましたが、私自身の良い記念になりました。宝物として生涯大切にしようと思います。

NHK「ファミリーヒストリー」に敬意を表して

今、NHKの「ファミリーヒストリー」をご覧になった方々の間で、ご自身の家系はどうなっているんだろう、両親、祖父母、曾祖父母はどんな暮らしをしていたんだろうと思う方が多くなっているようです。

このテレビ番組が放映される前から、弊社はお年寄りのお話をお聞きし、その人生の歴史を書き留め本にするサービスを準備していました。そうしたところNHKのテレビ欄で「ファミリーヒストリー」を見つけ、どきどきしながらテレビを見ました。食い入るように見ていて、「そうそう! こんな内容を本で作ってあげたかった!!」そう思いました。

もちろんNHKの取材力は大変なものだと思いますが、弊社ではご本人にまずはじっくりお話をお聞きし、アルバムの写真を見ながら記憶を引き出していく中で、ご本人さえ忘れていた歴史を書き留めていけるのではないかと思っています。

テレビに登場する方々は当然有名人です。でも私たち一人一人にも人生の軌跡があり、当然私たちにつながるお父さん、お母さん、お祖父さん、お祖母さんにも深い深い歴史が刻まれています。どんなに平凡に見えても、必ず書き残す価値のある歴史があるものです。 そして過去から呼ばれるようにして、祖先のいた場所で自分が暮らしていたり、同じ特技をもっていたり、偶然境遇が似ていたりと、びっくりするような符合が見つかることがあります。

想像するだけでわくわくしますね。月曜日夜10時になりました。さてテレビの前にいきましょうか。...昨夜書いた文章です。来週月曜日がまた待ち遠しいです。

昔のお話

みなさんのお父さん、お母さんは、それぞれのお父さん、お母さんから生まれてきました。当たり前ですがみなさんにとっては祖父、祖母ですね。さらに祖父、祖母にはそれぞれ曾祖父、曾祖母がいらっしゃいます。1人の人から1世代前で2人の親、2世代前で4人、3世代前で8人、4世代前で16人、5世代前で32人、そして10世代前には1024人となります。27世代前で1億人突破、つまり膨大な数の血のつながった祖先がいるということがわかります。

27世代前というと800年くらい前、日本は鎌倉時代です。その時の人口は何人でしょうか。約800万人と推定されていることを考えると、ほとんどの日本人はみな兄弟...

そう考えると、そんな気の遠くなるような何代も何代ものつながりがあって、やっと今の自分がいることがわかります。

「家系図を作って先祖を1000年たどる技術」(同文館出版)という本を読みました。これには著者である行政書士の丸山学さんが、戸籍、宗門人別改帳、検地帳、墓、過去帳などいろいろな手段を駆使して祖先を探り当てていくという、とても興味深い内容が書かれています。ものすごい熱意です!! ご興味のある方はWebでも情報提供しているようですので以下をご覧ください。

http://www.5senzo.net/

実際には平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸の各時代に生きた祖先の具体的なお話は、本家筋だったり、代々名士と言われているようなごく一部の方しかわからないものです。そこまでは無理としても、せめて今ならまだ、明治時代くらいのことを、お父さん、お母さん、祖父、祖母に聞くことができる、思い出してもらえばかなりのことがわかるような気がします。

自分のご先祖さまが、どんな暮らしをしていたのか、何を食べていたのか、どんな時代だったのか、何を思っていたのか、いろいろなことを聞いてみたいと思うのは私だけではないですね、きっと。

昔の話を今、聞いて書き留めておきましょう。きっとみなさん自身に、お子さんに、お孫さんに、そして子孫に、伝えられる大事な記録になると思います。

お話を聞くということ

「お話を聞く」技術をいくばくかでも向上させたいと願い、いくつかの分野をのぞいてきました。ぱっと思い浮かぶのは 「傾聴」「インタビュー」「カウンセリング」「取材」「聴取」....

いろんな本を手に取って考えてみました。傾聴のように単に頷いて聞いているだけでいいのか、カウンセリングのように心がつらい方に聞く手法でいいのか、取材方式で聞きたい質問をしていけばいいのか、民俗学のような取材はどうなのか、などなど。何かどれも合っているようで、微妙に異なるような感じもしました。あるいはその良いところを抽出できないかとも感じました。

ファミリーヒストリー記録社で貢献したいと考えていることは、お父さんお母さんに人生の歴史を語っていただき、それをお子さんお孫さんたちに伝えていくことが一つの目標です。もう一つの目標は、ご本人が語る過程で、ご自身の中に眠る数々の出来事を色鮮やかに思い出し、喜びや悲しみ、幸せな時や苦しかった時を乗り越えてきたことを改めて確認することなのではないかと思っています。それは、自分の人生を改めて認めなおし、自信を持って明日からも生きていこうと思える大事な時間と記録なのではないかと思うのです。

すべての方に、語るに足る深い深い歴史があります。思いがあります。そんな思いを語っていただく場を、個人史・家族史を制作する最初の過程、「お話を聞く」過程で作っていきたいと願っていますが...まだまだ修業中です。

「プロカウンセラーの聞く技術・話す技術」浮世満理子・水島広子・諸富祥彦監修 マルコ社

「プロカウンセラーの聞く技術」東山紘久著 創元社

「プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術」古宮昇著 ナツメ社

「聞く力 心をひらく35のヒント」阿川佐和子著 文春新書

その他