父も泣いていました。
昨夜のNHKファミリーヒストリーでは、梅宮辰夫さんが出演し、泣いていましたね。芸能界という派手な世界にいて、地道に往診する町医者のお父さまの姿は、なかなか知ることができなかったのではないかと思います。
私が父のファミリーヒストリーを聞いて調べて、一冊の本にした時に、私の父も泣いていました。梅宮辰夫さんとは違うのですが、父が小学1年生だった頃の写真を見て
「ここに写っている中で生きているのは自分だけだ。姉も兄も弟も、みんなあの世に行ってしまった」そう言いながら涙を流しました。
我が家は4人姉弟で私には姉が2人弟が1人います。姉弟にも父との思い出と父へのメッセージを書いてもらいました。姉弟お互いに、父との接点が異なっていて知らないことも多々ありました。実母が早くに亡くなっていることもあり、母が亡くなってからの学年と環境変化に応じて、父に対する気持ちもそれぞれです。
また4人のメッセージは姉弟同志でも、父にとっても、初めてお互いを知る体験でした。だってふだんはそんなあらたまった話はしませんよね。
なかなか具体的には書きづらいですが、なぜファミリーヒストリー記録社を始めたのかを、これから時々書いていこうと思います。